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坂口 潤はロンドンで生まれ、その後東京、大阪で過ごし、現在のベースであるシドニーに至っています。
Junは早稲田大学で学士および修士を取得し、その大学時代にGA Galleryや坂倉建築研究所などでの経験を持ってきました。
彼は1995年に大手ゼネコンで仕事を始め、ここで現場管理、企画設計、基本設計、実施設計、工事監理、インテリアデザインと言った幅広い経験を得ています。1997年には一級建築士の資格を取得しました。
2001年にはオーストラリアに移住し、PTW Architectsでの経歴をスタートしました。そして建築およびインテリアのコンセプトデザイン、基本設計、マスタープラン、実施設計、工事監理まで多様な経験を得ることとなりました。2005年にはNSW州での登録建築家となり、そして2007年にはPTWのPractice Directorに昇進。
彼はオーストラリアだけでなく日本、中国、台湾、シンガポール、ベトナム、そして中近東の数々のプロジェクトを手がけてきました。
2012年にはPTWを去り、新しいデザインを積極的に手掛けるNettleton TribeのAssociateとして再出発しました。ここでも数々のプロジェクトを導こうとしています。
彼のキャリアと広範なつながりはさらに多様なプロジェクトに参加する機会を与えてきました。これにはNSW大学でのアーバンデザインワークショップ、シドニー大学での審査員、シドニー大学内での椙山女学園大学のデザインワークショップのコーディネート・講師、オーストラリア建築家協会主催のシドニーとメルボルンにおける伊東豊雄氏の 2009年の講演の通訳、2009年メルボルンアーツフェスティバルにおける藤森照信氏と共同設計・施工のRMIT大学での茶室制作を含みます。
2011年には東北大震災の被災地に貢献すべく
というチャリティのイベントを発起人として企画し、9月第1週に開催。Customs Houseのオープニングパーティではでは700人を超える参加者を迎え、大成功に終わりました。
2012年7月には同企画をBrisbaneのKing George Squareで開催、2013年5月にはMelbourneのFederation Squareで開催しました。
Junは自然の中からデザインのきっかけを見つけ出し、そのデザイン理論にシンプルなアルゴリズムのパターンを取り入れることを好みます。
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